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 これまでもほぼ10年おきに改訂されてきましたが、「道徳の教科化」は今までにない改訂内容で、既に小学校では2018年4月から先行実施されています。(中学校は2019年4月から実施)
 「道徳の教科化」は、戦争を後押しする国民づくりを担った「修身」への深い反省と、価値観の押しつけや内面の自由を縛ることへの強い反発から、戦後一貫して見送られてきました。
 今回の「教科化」におけるパブリックコメントの上記のような反対意見に対し、文科省は「特定の価値観を押しつけたり主体性をもたず言われるままに行動するよう指導したりすることは、道徳教育が目指す方向の対極にある」とし、「考え、議論する道徳」に転換すると主張しました。
 しかし検定合格した教科書の中には、見出しや設問によって「特定の価値」に誘導しているものも見受けられます。

 6月から、検定合格した8社の中学校道徳教科書が道内各市町村で展示されます。(市町村によって期間が異なります)
 ぜひお近くの展示会場で、学校で使われる教科書の見本を見に行きましょう。どのような教科書を使用すると、「考え、議論する」道徳授業になるか、みんなで考えましょう。展示会場では、意見箱が設置されています。

 使用する教科書は、8月末までに道内24の採択地区協議会において採択されることになっています。

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「道徳の教科化」の問題と現場のとりくみ
道徳の教科書を見に行きませんか?
理論・実践ともにわかりやすい

  道徳の教科化に賛成の人、反対の人、どちらでもないけど決まったことはやらざるを得ないと思っている人など、どのような立ち位置にいる人でも、読んでみると新たな気づきが得られると思います。

 「わたしたちは『あちらとこちら、どちらが正しいか?』と問われると、思わず、どちらかが正しいんじゃないかと思ってしまう傾向がある。」「あちらもこちらもできるだけ納得できる、第三のアイデアを考えよう」(文中より)

 「問題解決型」と言っても、結局は正解があってそこにたどりつかせるための話し合い、議論しているようで型にはめていく。道徳に限らず、どのような教科においてもそのような授業にしたくないという理想を掲げながら、教員はそこにはまりやすいのではないでしょうか。いや、むしろ現在は、一つの「まとめ」のために授業をするべきという風潮すら感じています。

 しかし「画一的な子ども」を育てたいと思って教員になった人はいないはずです。この本にはどのように授業をすすめたら特定の価値観の押しつけとならないかというアイデアが豊富に収められています。

 本文中では「人権教育の充実なくして『道徳性』に実りなし」と断言していますが、これは北教組作成「本報告」で提案した、“道徳性の教育”は「人権教育を根底とした『自主的判断』の育成をめざすもの」(P63)と同義と考えられ、何を大切にして授業をしていくべきか、より自信をもって語れるようになることと思います。
・・おすすめ・・
2018年6月20日初版発行 1800円+税
発行/株式会社 解放出版社
著者/園田雅春
1948年、京都市生まれ。
びわこ成蹊スポーツ大学客員教授大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了
大阪府立高槻市立小学校教諭、大阪教育大学教授、同大学付属平野小学校長(併任)、大阪成蹊大学教授をへて現職。

近著「自尊感情が育つ元気教室」
  (解放出版社、2016年)

  「自尊感情を高める学級づくりと授業」
  (雲母書房、2013年)

  「いま『学級革命』から得られるもの
   ー小西健二郎の実践思想とスキル」
  (明治図書出版、2010年)など

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