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 7月27日、28日に第64回北海道母と女性教職員のつどいが開催されました。本つどいは、「北海道母と女性教職員の会連絡協議会」が主催し、毎年7月下旬に開催されています。
 今年度は、1日目の全体会を函館国際ホテルで、2日目の分科会を函館市立駒場小学校で行いました。
 全体会開会行事において、北海道母と女性教職員の会連絡協議会会長は、「敗戦とともに獲得した民主主義。1956年に第1回のつどいを開催し、今年で64回めの現在、憲法は危機的状況にある。今こそ母女の原点に立ち返り、平和で民主的な社会をめざす運動をすすめましょう」と挨拶しました。
 記念講演は、「あなたに会えてよかった」と題し、函館市出身のシンガーソングライター う~みさんが勢いのあるトークとピアノの弾き語りを行い、客席は笑いと感動に包まれました。
 家族や学校の中で孤独を感じたこと、大けがをしたことなど、自身の経験から導かれた「命の大切さ、命はつながっている」ということを訴えました。また、平和な社会を守ることの大切さも語られ、参加者は、私たちの運動をさらに力強くすすめていく確信をもつことができました。
 講演後、「平和憲法を守り、子どものいのちと平和な未来を守るために、知恵と勇気を結集して行動する」と宣言した、集会宣言が採択されました。

 交流会では、各地域「母と女性教協職員の会」の活動内容報告がなされました。会員の減少など活動がしにくくなっているものの、工夫して学習や交流をすすめていることや、遠い地域から「初めて1人で参加した」という挨拶を聞き、会場からは大きな拍手が何度も起こりました。最後はう~みさんの威勢のよい掛け声とともに、会場全体で「函館名物いか踊り」を踊り、楽しい雰囲気で会を終えました。

 2日目は下記の表のとおり、11の分科会において、参加者が抱えている諸問題、各地域の実態交流や、今、私たちに何ができるかということを討議しました。今後も母と女性教職員、地域の人々がつながっていく大切さを再確認できたつどいとなりました。

【分科会一覧】 (内容の詳細は、チラシ裏面をご覧ください)
 「母と女性教職員の会」は全国各地域、そしてこの北海道にも各地域に会があり、地道で息の長い着実な運動をすすめてきています。 会の歴史をさかのぼると、1954年1月、戦後の荒廃と混乱が続く中、静岡県で開催された第3回全国婦人教員研究協議会において、子どもの幸せと平和を守るため、以下のアピールが採択されました。
 =日本の子どもを守りましょう=

 あなたの子どもが幸せに育つためには、どんな犠牲でもはらいたいとおっしゃるでしょう。
 子どもを愛する気持ちはどのお母さんも同じです。

 今日、私たちは全国から集まっていて、いろいろな地方の子どものことを話し合いました。勉強のことや、映画のことや、読みもののことで、このままでいいのか心配になりました。貧乏で給食費も出せない子、学校へ行けない子もたくさんいます。飲食街で困っている子もいます。

 就職や入学試験が、どんなに子どもをむしばんでいることでしょう。このことは、お母さんも私たちもともに心配している問題です。

 この子どもたちを救うために今すぐ手をつなごうではありませんか。

 

 =お母さんの身体を守りましょう=

 夫や子どもを愛してその幸福のために働くことは立派で美しいことです。

 お母さんが元気で楽しく働いて下さることが、どんなに家庭を明るくし、子どもたちを喜ばせるかしれないのです。お母さんが過労で病気にならないように身体を守りましょう。

 =憲法をかえさせないようにしましょう=

 私たちはみな幸福でありたいと願います。

 丈夫で親子そろって働いて楽しい夕飯を食べる生活でありたいと思います。それには憲法をかえてはいけないんです。憲法をかえると昔のような世の中にもどって戦争になってしまいます。

 憲法をかえるとお母さんや子どもを守ることができなくなります。

 お母さんと私たちが手をつなげば、それは国を動かす力となります。憲法をかえないようにしましょう。

 全国のお母さん手をつないで立ち上がりましょう。

 1954年1月23日 

 このアピール文は、今から65年前、終戦から9年後に採択されたものです。
 今あらためて読み返し、現在の日本や世界各国の状況や私たちの生活状況を思い巡らせるとどうでしょう。色褪せるどころか、今日的に切実に響く内容であることに驚かされます。
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