僕と弟が小さいときからずっと面倒を見てくれたおばあちゃん。最近物忘れが激しくなり、気候にあった服装もできなくなってきてしまった。そんな祖母に、ついつい僕は強い口調で怒ってしまう。祖母の日記を読んだ僕は、祖母への態度を反省する。
恭 やすし のおじいちゃんは、毎年誕生日に泰山木の木の根の所にプレゼントを置いてくれていた。しかし、おじいちゃんは突然倒れ、息を引き取ってしまう。最後のプレゼントとして恭に泰山木を残して。1年後、恭は泰山木の下で、これから生まれる弟におじいちゃんと同じようなことをし、おじいちゃんの話をしてあげようと思うのだった。