さらに長期間におよぶ休校により、学校に行けなくなった子、心に傷を負った子もいること、教職員も放課後の消毒作業、教育課程や行事の再編成など新型コロナウイルス感染症対策で、連日時間外勤務が強いられており、「過労死レベル」に達する過酷な働き方が一層深刻化していること、今後導入されようとしている「1年間の変形労働時間制」は、長期間労働を法的に認めるだけであり、「給特法」の廃止と教職員定数の改善、業務の大幅な削減が必要であることも訴えました。
「新しい生活様式」などを踏まえた学校生活とならざるを得ないことからも「本来の学びとは何か」の原点に立ち返りながら、子どもの学びを保証、過酷な教職員の勤務実態の抜本的な解消、子ども・地域の現実を見つめ、道や国に対して子ども・教育の「貧困」解消・「教育格差」是正、教育予算・教育条件整備の拡充などを求めていくべく、私たち市民、地域に住む大人が未来の子どもたちの教育環境を守るために何をしていくべきかを、登壇者からそれぞれの立場で市民に対して話をしていただきました。
最後に「『すべての子どもたちにゆたかな教育を実現させる』アピール」を採択して街宣活動を終了しました。 |